年末年始を振り返って その2

8日はえらい雨でした。お昼の仕事が雨でキャンセルになり、しょんぼりしながらも師匠宅へ。そして師匠と一緒に地下鉄乗りまして向かいました先は
IMG_2318国立文楽劇場!
そう、文楽観賞なのです。今回見に行ったのは第2部で、出し物は「面売り」「近頃河原の達引」「壇浦兜軍記」の3つ。これはどうしても見たかった!
なぜかっちゅうと、「近頃河原の達引・堀川猿回しの段」の終盤に出てくる猿回しの所は、落語「堀川」の元になったものだし、「壇浦兜軍記・阿古屋琴責の段」には、三曲(箏・三味線・胡弓)の演奏が聞けるしで、こりゃ落語家なら勉強のために見に行かなアカンやろ!ましてや落語の堀川は林家のご先祖・二代目林家菊丸作と言われてますから、こりゃ林家一門ならなおさら!という理由で雨の中強行して行ってきました。

あまり感想を細かくのべられるほど知識が無いのですが、あの、体にドーンとぶつかってくるような、重厚感のある太夫さんの声や三味線の音色。人形なれども人形に思えないほどの幅広い世界観が広がる舞台。劇場の座りよい椅子。全てを体全体で満喫してきました♪イヤー素晴らしかった(^^♪

まだのお方は是非一度ご覧になってみてください!感動というか、圧巻というか、芸の素晴らしさがわかるというか、もうとにかく全身で楽しめます。そして帰るころには充実感で体はほっこり、むしろちょっとふるえるぐらいになるでしょう☆かくいう私も何だが体があつく、でもちょっと寒気もして、そして咳もゴホゴホ、鼻水ジュルジュル・・・・・・あれ?

 

あくる日の9日、ばっちし風邪ひきました。こんな短い間隔で連続してひくとは・・・。病院に行こうにも、この日は夜に神戸で仕事があったので、お昼の予定はキャンセルして直前までゆっくり休んでました。にも拘わらずあまり回復せず。仕方が無いので薬飲んで、完全防寒して現場に向かいましたが、鼻声だけはどうにもならず・・・この日のお客様、まことに申し訳なかったです(/_;)

あくる日10日も夜お仕事。しかも屋外!えらいこっちゃっと思いましたが、さすがに2日目にもなるとちょっとはマシになりました(若いって素晴らしい!)。とりあえず無理はせずにほどほどの体力で仕事して(落語じゃなかったの)、終ったら直帰。後輩とかもいたのに愛想なしでごめんなさい。

11日は旭堂南陵師匠のお仕事で苦楽園口に。越木岩亭でした。
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この日は鼻声以外は何とかマシに。でもやっぱり本調子でないというのは申し訳ない・・・。
チラシにもチラっと書いてますが、この旭堂南春(なんしゅん)さんという方はアメリカのジョージア州からお越しになったという女性の方。つまり外国人です。バシッと和服着て、もちろん日本語も話せて、そして英語まで話せる!こりゃすごいっすなぁ!なお、ジョージア州は別にコーヒーが売り物っというわけでもないそうです。


と、こんな具合で風邪を中心とした年末年始でした・・・。不甲斐ない・・・トホホ(T_T)
今年はより一層健康に注意して生きていきます!今年もどうぞよろしくお願いいたしますです!

ちなみに、師匠に「文楽見に行ったあと、やっぱり風邪ひいてました。高熱で関節が痛かったです。」と報告したら「浄瑠璃聞いたから節々が痛かったんやな」と。
僕もまだまだ修行が足りませんわ(^_^;)

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